371st Blog -ヒューストンとサンアントニオ訪問 Visiting Houston and San Antonio in Texas-

サンアントニオで会議があり、米国はテキサス州を5年ぶりに訪ね、ヒューストンとサンアントニオに6日間滞在しました。I’ve got some work in San antonio in Texas, I’ve been to Houston and San Antonio for 6 days.


往路トランジットでヒューストンでストップオーバーし、旧来の友人のAlbertoとLyzzon、彼らの子供達に久しぶりに会いました。テキサス上空は雷雲などによる乱気流が発生し、着陸まで20分位、結構飛行機の機体が揺れました。空港からAlbertoの車でKating地区にある家へ連れて行ってもらい、子供たちの習い事のこと、自分たちの健康で気を付けていること、エアランゲンでの思い出話など、何時間も尽きない話をしました。


サンアントニオはテキサス州で2番目に大きな街だそうですが、歴史的な建造物が多く残り数年前に街が出来て300年を祝ったそうです。特に有名なのがMission(伝道所)と呼ばれる建造物で、スペインから来られた伝道師達が、南米を通って入り元々住んでいた住民達に対する伝道の拠点としたそうです。そこでは灌漑用水の工事や、小麦を挽く水車などの発明品を伝え、それまで狩猟採集が主だった人々の生活を定住型に変化させたそうです。Missionはサンアントニオ付近に5か所あり、今も教会のミサなどが行われています。伝道所の一つだったアラモ砦は、アラモの激戦が繰り広げられた場所で、他の伝道所と同じように多くの観光客が訪れていましたが、他と違って空気は重たい感じでした。

Mission Concepcion ここを訪れた直後に雷雨となり、それ以上は観光できませんでした。

Mission Espada 次の日はカラッと晴れて、気温が肌に痛いくらいでした

Mission San Juan 現在もミサが行われる教会です

サンアントニオには街の真ん中にはサンアントニオ川が流れ、川べりにレストランなどが多数建てられており、楽しくてとても気持ちの良い散歩コースがあります。

川のボートツアーも充実しています。上記のMissionも川に沿って建てられているので、自転車などで川沿いの道を通って全てを見ることができるようです。


Mission以外にも200年以上前に建てられた古い教会などが街の真ん中に残っています。


Tower of Americaという塔があったので、エレベータでのぼって景色を楽しみました。

メキシコとの国境も近く、街のレストランは多くがメキシコ料理店でした。

伝道所が伝えた水車により小麦を挽き始めた場所に、現在もPioneerという小麦粉会社の工場が稼働していました。

それほど日本らしい感じはありませんでしたが、日本庭園も現地の人々が気軽に訪れる気持ちの良い公園でした。

会議は宿泊したホテルで開かれ、講演やセッションチェアーなどを行ったり、夕食会ではインド人やドイツ人の会議参加者と沢山話しました。屋外温水プールもあったので、毎晩水中ウォーキングをしてリフレッシュしました。

会議終了後にSouth West Research Institute(SwRI)を訪れて、設備見学と意見交換をさせて戴きました。広大な敷地の恵まれた環境の研究所では、特に燃焼関連を中心に詳しく見せて戴きました。

SwRIの研究者から紹介してもらい、Kombuchaなる飲み物を飲んでみました。ハイビスカスや、フレッシュな果物の味と書いてあるので、音は同じだけどあの昆布茶のこととは違うかな、と思って一口飲むと、遥か遠くに昆布の風味がしました。Kombuchaは5-6年前から米国で流行しているそうで、昆布茶に含まれるバクテリア?が発生する自然な炭酸飲料でとても健康に良いそうです。どの瓶にも底に澱が溜まっていて、全部飲み切るようにと教えてもらいました。

367th Blog -オーストラリア4都市訪問 Visiting 4 cities Australia-

2024年1月末から2月初めにかけてオーストラリアのメルボルン、トララルゴン、ニューカッスル、シドニーを弾丸ツアーで巡りました。I visited Melbourne, Tralalgon, New Castle and Sydney within 5 days. It was a little strange feeling that as you go to southern part of Australia, it became cooler since it is on the south hemisphere. I visited mainly the research institute CSIRO in Clayton and New Castle, other than that, I visited a site of coal mining place in Tralalgon. It was nice summer weather in February in Australia. I hope that I would come to Australia again sometime.

元々方向音痴ですが、南半球に行くと更に方向感覚的な調子が狂うというか、面白いなと思ったことがいくつかあります。昨年オーストラリアに行った時は、太陽の軌道から南北を判断する時に、北半球では太陽が南中するので南だとわかる方角が、南半球では北になる(太陽が北中(?)する)ということに結構びっくりしました。北半球の真冬はオーストラリアでは大体真夏ですが、今回4都市を巡る際に気が付いたのは、南に行くほど涼しくなる、ということです。良く考えれば当たり前のことですが、自分の意図しないバイアスの一つに気が付いて面白かったです。

メルボルンでは、Claytonという町にあるCSIROという研究機関を訪問して用事を済ませ、空き時間に少し街を観光出来ました。今回は弾丸ツアーのため、空き時間は全部で5時間位しかなく、前回、シドニータワーに昇って感動したので、メルボルンではユーレカタワーに昇ると決めていました。期待通り、素晴らしい景色と半分外に出ることも出来て良かったです。川沿いには京都の川床(?)に似たパブなど沢山あり、何とか席を見つけて、一緒に観光した同僚と乾いた喉をビールで潤しました。

ラトローブバレーという地域にあるトララルゴンでは、石炭の採掘場とそのそばにある水素製造工場を見学しました。採掘場というものを初めて見て、その規模に圧倒されました。水素製造工場も現在は試験を終了しているようですが、環境に関わる法律が厳しく、また住民の同意を取り付けるのが難しいと聞くオーストラリアで、水素の比較的大きな実証試験を成功裏に終えられたことが、非常に素晴らしいと感じました。

ニューカッスルでもCSIROの研究設備を見学させて戴き、意見交換など行いました。初めて太陽光の集熱タワーを拝見し、新しい実験テーマについて興味深くお話を伺いました。

オーストラリア最後の晩は、シドニーで過ごしました。50周年を迎えたオペラハウスやビル群の夜景が美しかったです。

今回特に、どこへ行っても美味しいと感じたのは、赤ワイン、アップルサイダー、洋ナシサイダー、シーフードとチーズです。またオーストラリアを訪れたいです。

359th Blog -初めての南半球、オーストラリアへ! First visit of southern hemisphere-

ずっと訪れてみたかったオーストラリアに行くことが出来ました。It was my dream to visit Australia and it has come true.

ブリスベンの街並みと、滞在ホテルからの景色 They call Brisbane a ‘River city’ and scenery from Stamford Plaza

オーストラリアは飛行機で10時間程度で着き、時差が殆ど無いので、他の遠くの国に行くよりも疲れませんでした。カラっとした気候で、それも最近豪州に来たばかりの方々と見られるような人種のるつぼで、居心地が良かったです。また、ブリスベン滞在中は常に快晴で運も良かったです。I found there are so many new comers from all over the world in Australia and that brings me as a foreigner there very comfortable feeling. Most time during the stay in Brisbane and Sydney, the sun shined and I enjoyed a lot attending the conference as well as site visit to CSIRO. Other than the working purpose, I’ve got some free time to do something I like, I joined a kind of tour to Natural Bridge and Mt.Tanbourine.

発表の様子 I presented the results of our study about cost analysis of hydrogen

Site Visit to QCAT (CSIRO in Brisbane)
今回の豪州行きのきっかけは、ブリスベンでの会議出席と研究打合せでした。研究発表や研究打合せは、面白い議論を交えて無事に終えられてほっとしました。
ブリスベンと経由地シドニーでそれぞれ丸一日の自由時間が取れたので、力いっぱい観光しました。

Tour bus from Brisbane to Mt. Tamborine
ブリスベン発のツアーでは、まずNatural Bridgeへ向かいました。ブリスベンのあるクイーンズランドは、昨年大きな水害に遭っており、今回泊まった宿のStamford Plazaなどは1階が浸水したので、そのための改装工事を終えたばかりと聞きました。山でも、ダムの水があふれたことにより、立ち枯れの木があちこちに見られました。Natural Bridgeは、岩がくりぬかれて出来た滝の洞窟のような場所で、前の週まで大雨だったお陰でドウドウと大量の水が流れ落ちて迫力がありました。ガイドさんも陽気で色々楽しいお話をお聞きしました。

Natural Bridge, the amount of water is so high as there was heavy rain one week before
途中の見晴らしの良いハングライダー飛行場は、皆さんピクニックを楽しまれていました。昼食は見たこともない大きなハンバーガーをいただきましたが、バニラシェイクと共に美味しかったです。

ハングライダー飛行場より At the port for hung-gliding on a hill

Left: Nice view from a hill Right: a typical size of beef burger with vanilla shake
続いて、オーストラリアとニュージーランドにしか生息しないというグローワームという虫のいる洞窟を訪れました。人工的な光かと思う程、青や緑っぽい光を強く放つグローワームが何万匹といる洞窟は圧巻でした。

左の名前は忘れましたが、右はユーカリの木です。幹が真っ白です。Australian trees

グローワームの洞窟ツアー前に、説明を受け珍しいカエルの沢山いる水槽を見ました。At glow worm cave and frog’s museum
最後は、亜熱帯雨林の上を天空橋のように渡るスカイウォークを歩きました。地上30から40メートルという結構高いところにある橋を歩くので、私は写真を撮るスマホを落とさないか心配でした。宮古島に行ったばかりで似たような種類の木も多いように思いましたが、独特の森を楽しく歩きました。

亜熱雨林の高さ数十メートルの回廊にて、at Rain forest garden

フロントガラスの向こうにカラフルなアルパカが沢山います Alpacas of various colors
シドニーでは、最も有名な観光地のオペラハウスをまず訪れました。歴史も古く、構造が本当に複雑で、ガイドさんのお話の聞き応えがありました。

シドニーのオペラハウスと、橋 Famous opera house of Sydney and the bridge
それから、ガイドブックにあったシドニータワーに上ってみました。350mの高さまで約40秒で上るエレベータに乗り、夕日に近い光の街を上から存分に眺めました。そこできれいなキーホルダーを見つけたので、子供達へのお土産にしました。
シドニーやブリスベンでは、街のシンボルの様な橋の上を歩くツアーがあるそうで、思ったより時間が掛かるので今回は登れませんでした。また次にオーストラリアを訪問出来る時に行けたら良いなと思いつつ、帰途につきました。

シドニータワーからの眺め View from the Sydney Tower

356th Blog -ブレッド湖の初秋 Beginning of Autumn in Bled, Slovenia-

これまで通過しかしたことがなかったのですが、会議で研究発表をするために初めてスロヴェニアに数日滞在しました。首都リュブリャナにほど近い空港に降り立つと、そこは雄大なアルプスの麓でした。I stayed in Bled, Slovenia for 5 days to attend a conference. I obtained a lot of information and came to know some researchers who focuses into similar subject as I am currently engaged. Although there are a lot of sessions in the conference, still I was able to go for a small sight seeing and tandem paragliding. People in Bled say that I shall come back there in summer though beginning autumn was also quite nice to be there.

Lake Bled, ブレッド湖をブレッド城の方角から見たところ

ブレッド湖のほとりにあるRikli Balance Hotelというリゾートホテルで、会議は6日間に渡って開催されました。ブレッドという町は、切り立った崖の上に立つブレッド城と、湖に浮かぶ小さな島の他にこれと言って観光する所がなく、隣の町までのアクセスもそれほど便利ではないので、いつもあちこち歩きまわる私にしては珍しく、ブレッドにだけ留まって過ごしました。他の国から訪れた観光客も、ホテルでかなりゆったりとした時間を楽しんでいるようでした。

View from Rikli Balance Hotel

Bled’s cream cake, ブレッド名物のクリームたっぷりケーキ

スロヴェニアは鉄道やバス網が発達していますが、車が一番便利そうな印象です。
私は会議場から歩いて5分のHotel Parkに滞在しました。毎朝食後に会議場へ行き、午前のセッションを聴講、会議場で昼食を取った後に一度滞在するホテルに戻ってプールでひと泳ぎ、午後は再び会議場に戻るというパターンで過ごしました。

Swimming pool at Hotel Park, ホテル パークのプール、ブレッド城を臨みながら泳いでリフレッシュ

夕食は一度フルコースのバンケットがあり、また他の夕方にはWelcome Receptionやポスターセッションで軽食が振る舞われたので、食事を自分で手配することは殆どありませんでした。会議では同じような研究に取組む方々と知り合うことができ、とても有意義でした。(帰国後は盛り沢山の会議の内容紹介資料をまとめるのが大変そうです。)

At the conference banquet at Grand Hotel Toplice, 会議のバンケットにて

At poster session in an evening, ポスターセッションにて
View of Bled castle from Hotel Park side, ブレッド城と湖

An waking way to Bled castle, ブレッド城までの山の小道

緑が豊かな国ですが、もっと緑を欲するかのように、山盛りにコケむした噴水があちこちにあり、ホテルの部屋は壁にコケが生えているような大きな装飾がありました。

At Bled castle, ブレッド城にて

At Bled Castle, ブレッド城壁

At Bled Castle entrance, ブレッド城門

街並みも、ドイツに似ているところもあり、少しハンガリーっぽいところもあり、地続きのヨーロッパは自然に文化のグラデーションができているのかな、と感じました。

Wine Cellar at Bled Castle, ワイン庫では当地ワインの試飲が出来ます

Letter press printing demonstration, 活版印刷技術のデモンストレーション

フレッシュジュースを初めとして自然のままの食物の味を活かした食べ物が結構あり、特に美味しかったのは、ヒマワリの種が沢山ついた大きなパンとプラムジャムでした。養蜂も盛んのようで、蜂蜜も美味しかったです。

Small island of Lake Bled, ブレッド湖の小さな島

Night view of Bled castle, 明け方のブレッド城(早朝は、よく霧が出ました)

ブレッドのお城の売店でレモネードを買って飲んでいたらミツバチが沢山寄ってきて、コップから離れてくれなくて大変でした。

To the island of lake Bled, ブレッド湖の島までは人力のボートで。

At boat on-boding, ボート乗り場から

At the Church of St. Maria, 島の聖マリア教会から見たブレッド湖

ボートに乗って小島までは20分位、島では40分の滞在時間がありましたが、十分見て回れました。教会の鐘は誰でもつけるので、3回鳴らしました。

Radler, ラドラーというビールとジュースのカクテル、ドイツではレモネードが主ですが、スロヴェニアではグレープフルーツジュースのカクテルが多かったです

Bell Hose of Church of St. Maria, 聖マリア教会の鐘つき堂

At the entrance of a small chapel, 小さなお堂の出入り口(聖マリア教会)

ホテルの仲介で2人乗りパラグライダーにも気軽に申込みが出来たので、空き時間に試すことが出来ました。パラグライディングが長年の夢だったので、叶って嬉しかったですが、もしもの事を考えると少し不安で、無事に着陸するまでは緊張しっぱなしでした。特に飛び初めはかなりの強風で慎重にグライダーを操作されている様子が分かりました。秋に特有だそうですが、早朝の濃い霧の後で、すっきりと晴れました。灰色と白のトリグラフ山、紅葉の山、緑の芝、青いボヒニュ湖のコントラストが映えました。

Paragliding from Vogel 1, パラグライディング、ヴォーゲルを離陸した直後に

Paragliding from Vogel 2, パラグライディング、ベテランのパイロットさんと

Paragliding from Vogel 3, パラグライディング、下には青いボヒニュ湖、遠くにもう一機のパラグライダーと緑の山々

Paragliding from Vogel 4, パラグライディング、着陸直後、地面が濡れていたので急いでパラシュートを仕舞われています

総じて、スロヴェニアの初秋は大変美しく、家族と再び訪れてみたいと思いました。

336th Blog -儒城の合同会議 Meeting in Yuseon, Korea-

2019年9月30日に開催の韓国電力公社主催のKEPRI-KHNP-CRIEPI合同会議に出席しました。会場は大田広域市の儒城(Yuseon)ホテルでした。I attended a conference of KEPRI-KHNP-CRIEPI held in Daejeong, Korea.IMG_0131

海外出張は普段は個々人で移動しますが、今回は日本から出席する7名全員が羽田空港集合・解散でまるでツアーの様で移動等が気楽でした。

IMG_0133
会議は会場のセッティングから手持ちの資料までよく行き届いていました。再生可能エネルギーを用いた水素製造技術開発について発表し、韓国の水素関連研究の最新情報を教えて頂きました。天気が悪かったですが、韓国電力公社の実証試験場を見学させて頂き、とても興味深かったです。儒城ホテルには大きな温泉があり、会議後に入浴ついでにあかすりもお願いして楽しみました。

IMG_0137

IMG_0141
また滞在中の食事はいつも美味しい韓国料理をご馳走になりました。ただ、特にお昼は時間が短くて慌しく、帰りの飛行機に遅れそうだからと最終日の魚料理店で一番最後に出された大きな海老とさつまいもの天ぷらを一口も食べられなかったのが、いつまでも心残りです。
来年の本会議は日本開催で、会議参加者の皆さんと再び会えるかもしれないので楽しみです。

We had nice discussion about hydrogen society and its related technologies developed in Korea and also in Japan. We visited also Gochang test bed after the conference where I saw for example, a huge test section where thick cables laid underground. At the hotel I enjoyed to take Onsen bath and peeling massage. I like Korean food so much thus I enjoyed a lot each meals during the stay.
I am looking forward to seeing them again sometime in the future.

Meeting

335th Blog -テキサス満喫の旅 Visiting Texas-

2019年10月27日から29日までテキサス州オースティンで開催の国際会議に出席しました。I attended a conference held in Austin, Texas from 27h to 29th October 2019. I had great time there in Austin as well as in Houston where I met my old friends.

IMGP0569

ヒューストンは、私がエアランゲン大学工学部化学工学科修士課程に入学した際の同級生の一人のアルベルトが家族と共に住む町で、空港のゲートを出た所でアルベルトが待っていてくれました。互いに少し白髪が少し増えた以外は、12年前と殆ど変わらない様子で元気である事を喜び、小一時間程度離れたアルベルトの家まで車で連れて行ってくれました。彼らは、郊外の閑静な住宅街でハロウィーンのデコレーションを施した素敵な家に住んでいました。

図1
アルベルトの奥さんのリゾンもエアランゲンに頻繁に来ていたので互いに良く知っており、昔話に花が咲きました。彼らには11歳の息子と5歳の娘がいます。リゾンは数年前に結婚したばかりの私に、子供は本当に素晴らしいので是非持つべきよとメッセージを送ってくれて、当時の私に大変励みになったので今回改めてお礼を言いました。

IMGP0554

ヒューストンからオースティンまでの飛行機に乗るまでトランジットの時間が7時間と短めなので、その後昼食を取りに近くのステーキハウスに行き、テキサス名物というステーキやポテトスープを食べましたが、とても美味しかったです。
それから全員で空港まで送ってくれました。リゾンはドイツを去るときに、その時の友人とはもう二度と会えないと思っていたが、再びこんなに気軽に会えるなんて、と言ってくれましたが、次は皆で是非日本に来てくれるとの事で再び会えるのを楽しみにしています。

IMGP0639

オースティンの会議はダウンタウンからかなり遠くに位置するハイアットリージェンシーホテル ロストパインズで行われ、そのホテルに滞在しながら会議に参加しました。そのホテルは森とコロラド川に囲まれ、プールやスパ、また種々の子供向けを含めたアクティビティが用意された非常に整ったホテルでした。会議開始の夕方まで少し時間があり、運が良い事に良い天候に恵まれた週末だったので、出来るだけ色々なアクティビティに参加する事にしました。

IMGP0583

IMGP0571
丘を1時間程度の乗馬散歩は早朝の爽やかな空気の中とても気持ちが良かったです。馬はSkipという名前で、砂利道をとても慎重に歩きました。

IMGP0604

IMGP0623

IMGP0624

それからジップラインというワイヤーに一人ずつ身体を吊り下げて数百メートルを高所から滑り降りるというスリル・スピード・景色を楽しむアクティビティは、到着時に強い衝撃には辟易したものの、概ね気持ち良かったです。それから本物の銃で、飛んできた土で作った皿を射的したりしました。初めの25発中2発しか命中しませんでしたが、次の25発を撃つ内に少しコツを掴んで6発命中させました。

国際会議そのものは、Global Syngas Technologies Conference2019という会議で、石油やガス等のエネルギー関連の業界から多様な発表があり、大いに私が取り組む再生可能エネルギーの大量導入にとても参考になる情報を多数得ました。会議開催期間中の遠足では、夕食を取るためにオースティンのダウンタウンの中にあるバーおよびバーベキューを提供するレストラン等を訪ね歩きました。その時に初対面だったあるインド人とは、私がドイツ留学中にインド工科大学カンプールを訪ねた際に会った友人が何人も同窓生と聞き、世界は本当に狭いと感じました。

IMGP0647

I saw my friends Alberto and Lyzzon and their children in Houston having lunch together. I was very happy to see they live well. I am looking forward to seeing them again probably in Japan next time.

After arriving in the hotel where the conference is held, I found that there are lot of possibilities of joining activities.
I joined a horse back riding to roam around the hill, a zip line tour and gunshot of clay bird. All were really exciting.
During the conference I met an Indian who is a batch-mate of my old Indian friends. I was so happy to feel that ‘It’s a small world.’

IMGP0592

309th Blog -ラマダン明けのマレーシア Hari Raya in Malaysia-

シンガポール滞在中(308th Blog)の2016年7月7日は、マレーシアの世界遺産に指定されたマラッカという都市を日本語ガイド付きツアーで訪ねました。
During the stay in Singapore (308th Blog), we joined a Japanese speaking guided bus tour to Melaka in Malaysia on 7th July just one day after Hari Raya of the year.

imgp0360at Dutsch square このオランダ広場はオランダ統治時代の教会、旧市庁舎、最近新しく立てられた時計台があります。

imgp0324Melaka channel マラッカ海峡、現代も貨物航路の要所だそうです。

imgp0329In the tour wagon, about 13 people joined the tour この車で、13名のツアー参加者と共にマラッカに到着しました。前の方に座ったので、ガイドさんのお話がよく聞こえ、質問がし易かったです。

この都市はマラッカ海峡に面する港湾都市で、時代によってポルトガル、オランダ、イギリス、日本が植民地もしくは占領統治を行っており、様々な時代の歴史遺産が残されています。バスツアーでしたので、陸路シンガポール出国の後、ジョホール水道の橋を渡ってマレーシアの入国審査を受け、約3時間高速道路を走ってマラッカに到着しました。
Melaka is a city which was occupied by different countries such as Portugal, Holland, England and Japan thus it contains various buildings build at different age. It took about 3 hours by bus on a highway after we passed the entrance visa inspection of Malaysia.

at Chinese town, top left shows old nona style lump, top right Japanese ‘dollars’, bottom left old clock shop, bottom right a Buddhism temple, チャイナタウンの街では、ニョニャスタイルの古くて珍しい提灯(上左)、日本ドル(上右)、時計屋(下左)、仏教寺院(下右)等見所が沢山です。

Melaka tree (Phillanthus embrica, left) and Melaka river (right), 街の名前の由来のマラッカの木(左)とマラッカ川(右) マラッカの木には、食べられませんがぶどうのような実がなります。

マラッカに着いてすぐにプラナカン料理の昼食を取り、古そうな家屋や店が建ち並ぶ街を観光がてら歩きました。マレーシア通貨は両替していませんでしたが、親切で日本語が達者なマレーシア人ガイドさんが立て替えて水を購入して下さったので途中も全く困りませんでした。街は各国からの観光客であふれており、車道にはみ出しながら歩いてキリスト教、仏教、イスラム教のお寺、時計台、スタダイス(旧市役所)、要塞跡、マラッカ王宮博物館を観光しました。
First we had lunch at Peranakan restaurant then walked around the city Melaka. We had not exchanged the money to Malaysia’n dollars but the kind guide paid the money for us to buy bottles of water and afterwards we returned the money in Singapore dollars. The city was crowded by tourists like us thus it was hard to walk down the street. We walked to see various temples, old city hall, fortress and Sultan Palace museum.

a Buddhism temple and St. Paul church with a statute of Fransisco Xavier, 仏教寺院とフランシスコザビエルの像のあるセントポール教会

たっぷり観光した後、シンガポールの滞在ホテルに帰ったのは夜9時になりました。近くのセブンイレブンでシンガポール料理のお弁当やビールを買って、ホテルで夕食をとりましたが、それも美味しかったです。
We came back to the hotel after 21 hours then we bought dinner-Bento in a convenience store which we had in the hotel room. It was nice day trip to a city in Malaysia.

imgp0381in front of Sultan Palace Museum 王宮博物館前にて

308th Blog -灼熱のシンガポール Visiting Singapore-

新興国として大変興味があり一度訪ねてみたいと思ってたシンガポールに、夫や両親と共に2016年7月5日から一週間滞在しました。赤道付近のほぼ時差の無い国までの飛行時間は6時間で、映画を2本程観ながら快適にあっという間に着きました。
I have been to Singapore with my husband and parents for a week in July 2016. The country interested me a lot as I read that it has been developed quite fast by its policy. The flight from Haneda, Tokyo from Singapore was convenient and took only 6 hours.

IMGP0402.JPGat the port of Marina Bay Sands Hotel マリーナベイを背景に。

空港からタクシーで向かった、ロバートソンキー ホテルという円筒型の老舗ホテルに荷物を置いた後は夕食にしました。その際、ガイドブックに紹介されている手頃な値段のパダン料理のお店Rendezvous Restaurantまで歩いて行きました。ガラスケースの中の調理された辛いパダン料理の数々を、一つずつ指で指しながら注文できたので、バラエティに富んだ料理をビールと共にお腹一杯まで頂きました。
夕食後は、日中よりは少し涼しくなったシンガポール川沿いをそぞろ歩きました。シンガポール随一の繁華街らしく、種々のレストランが軒を連ねて客引きの多い道でした。そしてかの有名なマーライオンの夜景を見てホテルへ戻りました。
We stayed in Robertson quay hotel, which was old but neat. We had Padang meal dinner on the first evening in Singapore at Rendezvous Restaurant located Clarkson Quay. The restaurant was very convenient as one can choose his meal by choosing directly in the show window. Although there are so many tourists around the area but the restaurant was full of local people. After the dinner, we walked along Singapore river to Marlion which was lighted up nicely.

imgp0391In the boat of the river cruise リバークルーズボート、観光ガイドテープは英語と中国語で詳しくなされていました。

imgp0398Marlion viewed from the Marina bay マーライオンをリバークルーズボートの上から眺めて。

imgp0410Seen from the top of Marina Bay Sands Hotel マリーナベイサンズホテルの屋上からの風景

imgp0323at the exit of a Hindu temple ヒンズーのお寺では裸足になるのが決まりで、スコールはお寺の中まで降り注いでいました。

シンガポールを訪れる人の中には、買い物目当ての方も多いかもしれませんが、私や家族は買い物にはあまり興味が無く、専らヒンズー教、仏教、イスラムのお寺を巡りました。また、リバークルーズ船に乗って川上からシンガポール観光をしました。マーライオンや金融オフィス街の高層ビル群、マリーナベイサンズをぐるりと周遊した後は、マリーナベイサンズの屋上に上がってシンガポールの街を眺めました。
暑かったので、観光は午後早めに終えてホテルのプールで泳いでリフレッシュし、夕方涼しくなったら夕食のために外へ出るというパターンで毎日過ごしました。夕食は、街のあちこちにあるホーカーズと言う屋台村を訪ねて行くことが多かったです。美味しくて色んな種類が自由に選べるのが屋台村の魅力でした。
We mostly visited Hindu, Buddhism and Muslim temples during the day and take rest late afternoon at the pool side of the hotel since it was too warm.  The river cruise was very comfortable and we saw Marlion, skyscrapers and Marina Bay Sands Hotel from the bay. After getting off the boat of the river cruise, we climbed up to the top of the Marina Bay Sands Hotel where we saw very nice view of Singapore.

imgp0386at east coast park, lots of tankers were there イーストコーストパーク 数百隻のタンカーが壮観でした

imgp0387at the pool side of the Robertson quay hotel プールサイドでリラックス

imgp0423at the Gardens by the Bay 最近できたらしい、ガーデンズ バイ ザ ベイという公園にて。展望台やレストランもあり、楽しい散歩コースでした。

imgp0438At Changi airport sunflower garden チャンギ国際空港のヒマワリ庭園にて。

303rd Blog -ピサでの会議とフィレンツェ街歩き Visita da Pisa e Firenze-

先々週に小型内燃機関の国際会議に出席のためピサとフィレンツェに4日滞在しました。
I have stayed in Pisa for 4 days to attend a conference and after it, I visited Florence for a while.

IMGP9124有名なピサの斜塔、でもイタリアの他の街(例えばミラノ)でも塔が斜めに建っていたように思いました Pisa towe at sun set time

ピサで開催の国際会議開始前に余裕を持って入りたかったのですが、17日に東京都内で9時から17時まで別の会議に出席し、急いで家に荷物を取りに帰って22:30に羽田空港で飛行機のチェックインをしました。エールフランスのフライトでは何本か映画を観て食事と少し居眠りすると間もなくパリに着き、フィレンツェ行きの飛行機へのトランジットも短時間でスムーズでした。
I took Air France to fly to Florence through Paris. The flight and the transit were quite smooth and comfortable. After arriving Florence, I took a train to go to Pisa. It was drizzling a little and I felt relatively cold in Pisa but the atmosphere reminded my old days in Erlangen, in Germany where I used to stay for 7.5 years.
IMGP9104会議場にて
ピサのホテルに着いて、シャワーを浴び着替えて支度をしたらすぐに会議場に向かいました。この会議は私達の研究室から4名の学生さんがよく練習して良い講演発表をされていました。その他の研究機関からの発表も面白く、毎日沢山の人とよく話しました。
The conference was quite interesting as the topics are diverged related to small engine technologies. Four of our laboratory students gave oral presentations there that were well practiced thus quite clear.
IMGP9154ピサの斜塔前の聖堂 At the park of Pisa tower
会議中の夕方、時間のある時には、有名なピサの斜塔とその周辺の町並みを観て歩きました。数年前に両親とピサの斜塔に上りましたが、少し様子が変わったような印象を受けました。綺麗な公園や周囲の教会は何度観ても見事です。会議終了後の帰国の途では飛行機まで時間があったのでフィレンツェも観光しました。メディチ家の繁栄に由来するのか重層な建物が街に多数残り、まずは最も有名なドゥオモとその地下の博物館を観光しました。
プッチーニのオペラ「ジャンニスキッキ」から「私のお父さん (O mio babino)」は声楽の練習用にも、また発表会等で披露用にもよく歌われる有名なアリアですが、フィレンツェの観光名所が多数出てくるので、歌の出来た経緯に思いを馳せながらフィレンツェを歩くのはことのほか楽しかったです。

IMGP9215アルノ川に掛かるヴェッキオ橋を背景に Vecchio Bridge and River Arno
I visited the tower of Pisa with the labmastes where I visited with my parents in 2005. The park and the buildings around the Pisa tower are also beautiful therefore worth to visit many times.
While returning back to Japan, I stopped at Florence for some hours for sight seeing where I visited firstly Duomo, the most famous place in Florence. It has also ancient museum in the underground floor which was more interesting than just the actual upper ground Duomo. I walked down the street to Arno river with Vecchio bridge through Porta Rossa street. Those names are familiar to me due to the song which I have ever sang ‘O mio babbino caro‘. Since I missed several other interesting visiting sight in Florence, I would like to visit it again in future.

IMGP9106アルノ川 Arno river in Pisa

IMGP9176

IMGP9175

IMGP9224帰国の途にてシベリア上空 On the way back home

301st Blog -上海交通大学の4日間 Great Stay at Shanghai Jiao Tong University –

2014年6月20日から23日まで上海交通大学にて行われた会議に参加しました。
I have been to Shanghai Jiaotong University for four days last week to attend a meeting.

IMGP8894beautiful building at Shanghai Jiao Tong University 上海交通大学のゲストハウスの一角

IMGP8912at the entrance of the institute where the meetigns were held 汽車工程で内燃機関の意味でしょうか。大きな内燃機関研究所でした。

 
上海交通大学は中国でも有数の名門工学系大学だそうで、ドイツの大学や企業との連携も強く、エアランゲン留学中に会った多くの中国人の友人がこの大学の出身でした。大学には主に5つのキャンパスがあり、私が訪ねたキャンパスが最も大きいそうですが、大学の中はまるで一つの街のようで、お店、レストラン、病院はおろか、学生や教授方の居住区や小学校まであるそうです。

IMGP8946This is just a part of the campus 大学のほんの一角

 
会議は非常に和やかで、まるで大学の研究室内で仲間同士でミーティングをするように、お茶やお菓子、果物等をつまみながらざっくばらんに議論する気さくな会議でした。私もこれまでのSOFCに関連する研究紹介をさせて頂きましたが、畑違いの分野なのでもっと分かり易い発表にしたら学生さん方も更によく聞いてくれそうだと遅ればせながら気がつきました。
I have many friends who studied together in Erlangen who graduated from the University and one of them has come to visit me in the guest house. The meeting was quite relaxed but we had adequate time to discuss the research work introduced from each other. I talked 30 minutes about the work regarding SOFC which some got interest.

IMGP8901at a guest house 大学構内にあるゲストハウスの一角

 
途中はホストである上海交通大学の内燃機関研究所の見学会がありましたが、大きな建物全部がその研究所の所有でいくつものエンジンベンチを持ち、計測装置も充実した素晴らしい研究所でした。
They arranged also a lab tour of the combustion research institute of the University which was really huge and had many great measurement facilities.

IMGP8919Students worked also Satueday and Sunday 土曜日でも熱心に実験する学生さん方

 
会議中は大学の中のゲストハウス(三ツ星ホテル位)に滞在し、三食共上海料理でしたが、帰国の日は美味しいそれらの料理がもう食べられなくなるのが少し残念なくらいでした。最終日の夜は7年前まで同じ大学の寮に住んでいた今は上海に住んで株式売買人となった友人がわざわざ訪ねてきてくれ、短い時間でしたが会ってお互いの近況を沢山話しました。
Every meal was served at the University guest house canteen or the host professor brought us to a nice restaurant to have it. Cuisins of Shanghai style were very tasty to me and actually I gained some weight during the stay.
毎年このような気軽故に本音で議論出来る会議を開催されているようなので、また時間が合えば参加したいと思います。
I wish to join the meeting again next year as it brings me many new ideas.

IMGP8941Tea house beside Bando 外灘という上海でも有数の観光地のほとりのお茶屋さんにて。連日上海の最高級料理をおもてなしして頂きました。