サンアントニオで会議があり、米国はテキサス州を5年ぶりに訪ね、ヒューストンとサンアントニオに6日間滞在しました。I’ve got some work in San antonio in Texas, I’ve been to Houston and San Antonio for 6 days.
往路トランジットでヒューストンでストップオーバーし、旧来の友人のAlbertoとLyzzon、彼らの子供達に久しぶりに会いました。テキサス上空は雷雲などによる乱気流が発生し、着陸まで20分位、結構飛行機の機体が揺れました。空港からAlbertoの車でKating地区にある家へ連れて行ってもらい、子供たちの習い事のこと、自分たちの健康で気を付けていること、エアランゲンでの思い出話など、何時間も尽きない話をしました。
サンアントニオはテキサス州で2番目に大きな街だそうですが、歴史的な建造物が多く残り数年前に街が出来て300年を祝ったそうです。特に有名なのがMission(伝道所)と呼ばれる建造物で、スペインから来られた伝道師達が、南米を通って入り元々住んでいた住民達に対する伝道の拠点としたそうです。そこでは灌漑用水の工事や、小麦を挽く水車などの発明品を伝え、それまで狩猟採集が主だった人々の生活を定住型に変化させたそうです。Missionはサンアントニオ付近に5か所あり、今も教会のミサなどが行われています。伝道所の一つだったアラモ砦は、アラモの激戦が繰り広げられた場所で、他の伝道所と同じように多くの観光客が訪れていましたが、他と違って空気は重たい感じでした。
Mission Concepcion ここを訪れた直後に雷雨となり、それ以上は観光できませんでした。
Mission Espada 次の日はカラッと晴れて、気温が肌に痛いくらいでした
Mission San Juan 現在もミサが行われる教会です
サンアントニオには街の真ん中にはサンアントニオ川が流れ、川べりにレストランなどが多数建てられており、楽しくてとても気持ちの良い散歩コースがあります。
川のボートツアーも充実しています。上記のMissionも川に沿って建てられているので、自転車などで川沿いの道を通って全てを見ることができるようです。
Mission以外にも200年以上前に建てられた古い教会などが街の真ん中に残っています。
Tower of Americaという塔があったので、エレベータでのぼって景色を楽しみました。
メキシコとの国境も近く、街のレストランは多くがメキシコ料理店でした。
伝道所が伝えた水車により小麦を挽き始めた場所に、現在もPioneerという小麦粉会社の工場が稼働していました。
それほど日本らしい感じはありませんでしたが、日本庭園も現地の人々が気軽に訪れる気持ちの良い公園でした。
会議は宿泊したホテルで開かれ、講演やセッションチェアーなどを行ったり、夕食会ではインド人やドイツ人の会議参加者と沢山話しました。屋外温水プールもあったので、毎晩水中ウォーキングをしてリフレッシュしました。
会議終了後にSouth West Research Institute(SwRI)を訪れて、設備見学と意見交換をさせて戴きました。広大な敷地の恵まれた環境の研究所では、特に燃焼関連を中心に詳しく見せて戴きました。
SwRIの研究者から紹介してもらい、Kombuchaなる飲み物を飲んでみました。ハイビスカスや、フレッシュな果物の味と書いてあるので、音は同じだけどあの昆布茶のこととは違うかな、と思って一口飲むと、遥か遠くに昆布の風味がしました。Kombuchaは5-6年前から米国で流行しているそうで、昆布茶に含まれるバクテリア?が発生する自然な炭酸飲料でとても健康に良いそうです。どの瓶にも底に澱が溜まっていて、全部飲み切るようにと教えてもらいました。